展示会レポート（ボンオフィス／ボンシュルジュ：株式会社ボンマックス）)

２／８、東京で開催された、ボンマックス様の春夏ユニフォーム展示会にお邪魔しました。

ボンマックス様は、オフィスウェアのトップメーカーであり、また総合ユニフォームメーカーとして幅広い商品展開をされておりますが、
ここでは事務服とおもてなし服のブランド「ボンオフィス」「ボンシュルジュ」の商品についてレポートさせていただきます。
（他のユニフォームにつきましては、別の記事にて取り上げさせていただきます。）


ボンオフィス／ボンシュルジュの商品の特徴といたしましては、革新的な商品展開を挙げることができるでしょう。
２０１７～２０１８年の秋冬物で、アウトドアグッズや軍服に採用実績のある高耐久ナイロン糸を織り込んだ高級素材「コーデュラ®ファブリク」を事務服に採用し、生地の劣化が少なく、長期間きれいな生地感で着用できる事務服は、反響を呼びました。

そして今期春夏物では、スウェーデンのポリジン社が開発した銀イオンによる抗菌消臭テクノロジー「ポリジン」を採用し、暑い時期に一番のお悩みとされている、臭い対策を施したオフィスウェアを発表しました。
銀イオンが臭いの原因菌の増殖を抑止し、汗臭や部屋干し臭の発生を防ぐので、特に汗をかいて臭いが気になる春夏にはお勧めの商品です。
「ポリジン」は、全世界１５０ブランド以上で採用されている信頼と実績のある技術ですが、ポリジン社の「１国の１分野では１社しか使用許可を出さない」という方針によって、日本のオフィスウェアではボンマックスの独占販売となっているとのことです。

◎Ｂ９１０１シリーズ
では、まずはポリジンのオフィスウェアから紹介させていただきます。
まずは、Ｂ９１０１シリーズ。
頭にＢが付く品番はおもてなし服のボンシュルジュのシリーズですが、こちらはオフィスでも使用できるデザインとして、ボンオフィスのカタログのトップに掲載されています。

←職場を明るくするフレッシュな色使い。オレンジとパープルの２色展開ですが、パープルの方は人だかりで写真が撮れませんでした。

通気性は通常通気性が高いと呼ばれる５０通気度の倍２倍以上にあたる１１７．４にも達する通気性の良さと、清涼感のある素材で、涼しく爽やかに。
ジャケットの後身頃や袖、ワンピースのスカートにはニットを使用することで、着心地にも最大限に気づかったオフィスウェアです。

◎Ｓ９１１シリーズ
続いて、ボンオフィスから、Ｓ９１１シリーズ。
こちらも、通気度１３８．８の高通気に加えて、清涼感のある素材を採用し、ポリジンの抗菌防臭テクノロジーで臭いの発生も抑えた、爽やかな着心地が特徴です。

←ネイビーにホワイトを効かせて、清潔感のある印象にしたウインドウペーンチェック。
メリハリのあるシルエットで、スタイルアップの視覚効果も期待できます。

◎Ｓ９１２シリーズ
そして、ポリジン商品以外にも、魅力的な商品が発表されていました。
次に紹介するのは、リーズナブル帯のオーバーブラウス＆春夏ベストのＳ９１２シリーズです。
リーズナブルな価格帯でありながら、透け防止やオーバーブラウスにはアームホール回りの消臭テープなど、基本的な機能はしっかりと押さえています。

 

←サラサラの風合いで、着心地も良さそうです。

また、ボンマックス様は今回のとして、環境に配慮した商品「エコトピア」を提唱されています。
環境（エコ）＋理想郷（ユートピア）からの造語
天然パルプを素材として使用することによる、林業の発展と森林の活性化や、再生ポリエステル製品などの商品がメインとなりますが、
２０２０年の東京オリンピック、それ以降もどんどん意識が高まっていく環境対策にユニフォームメーカーとして取り組んでいこうというお話です。

◎Ｂ９１０２シリーズ
まずは、天然パルプ由来の素材トリアセテートを使用したＢ９１０２シリーズを紹介します。
トリアセテートは、吸水放湿性に優れ、汗をかいても素早く吸収し、その際に体熱を奪う効果がありますので、冷感効果がある素材として注目されてきました。
※残念ながら写真は撮れませんでした。しかし、高級素材のあるストライプが美しいブラックスーツです。

◎Ａ１９１シリーズ
続いて、サトウキビの廃糖蜜から作り出した「バイオペット」というポリエステルを一部使用した、Ａ１９１シリーズを紹介いたします。
ポリエステルのニットスーツということで、きちんとしたシルエットながら軽くてストレッチ性に、優れ着心地は抜群。シワになりにくく、お手入れも簡単です。
通気性は驚きの１６３．８と風通しが良く、オールシーズンものですが春夏に着ても風が通って涼しい着心地なのも魅力。

 

←バイオペットを使用した環境にやさしいオフィスウェア。
ジャケット＆ボトムス４種のラインナップです。
パンツは裾上げがワンタッチで調節可能な「裾上げらくらくパンツ」。
面白い話では、高さの違うヒールを何足か持たれている方に愛用されているとのことです。

Ｓ９１３シリーズ
さらに、これも写真が無くて申し訳ありませんが、Ｓ９１３シリーズとしてポロニットが出展されていました。
冷感性のあるトリアセテートを使用し、ニットならではの伸縮性と通気性で着心地の良さと涼しさを実現しています。
また、お値段が安いのも特徴で、職場の夏服として導入しやすいのもポイントです。

◎Ｂ１９０１シリーズ
最後に紹介いたしますのは、日本ではお馴染みの伝統的模様である市松模様をモダンにアレンジしたプルオーバー、Ｂ１９０１シリーズです。
こちらもニット素材ですので、通気性や吸汗速乾性に優れ、シワになりにくくノーアイロンで着用できるストレスフリーなオフィスウェアとなっています。

 

←立体的なプリントが、体をスリムに見せる視覚効果をもたらします。

以上、ボンマックス／ボンシュルジュの春夏新作のレポートとなります。
展示会場が大変盛況でしたので、残念ながら幾つか写真を撮ることができなかったアイテムもございますが、そちらの方につきましては、春夏のカタログやサンプルをご請求いただくことで、お確かめいただければと思います。
見積や在庫の確認、入荷時期の確認なども承っておりますので、興味がおありの方は、是非とも弊社にお申し付けくださいませ。