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【防災士より】いざ災害、という時に役立つ、普段使いのアイテム

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BEAMから

2017年12月06日

【防災士より】いざ災害、という時に役立つ、普段使いのアイテム

本日は、防災士として、災害時に役立つ普段使いのアイテムを紹介させていただきます。
まったく特別なものではありませんので、普段よく使っているものが「こんな感じで使えるんだ」と知っていただけるだけで十分です。

まずは、電子レンジや冷凍の際に使う、食品用ラップフィルム、いわゆるラップです。

良く言われているのが、食器の上にひいておけば、食事が終わったらラップをはがして廃棄すればいいので、食器洗いの水の節約になるという活用方法です。
これは、簡単に想像がつきますし、もしかしたら普段から同じようなことをしている方もいらっしゃるかもしれません。
次に、包帯の代用として活用できます。
患部をラップで巻いておけば、傷口を乾燥させず、外部からの汚れた水の浸透を防いでくれますので、傷口を清潔に保つことが期待できます。
ただし、これにはまず傷口を水洗い等できれいにしておくこと、ラップはこまめに取り換えることが前提となります。
なお、あくまでこれは軽傷の一時的な応急手当であり、深い傷や、傷に泥等の汚れが入り込む状況では、可能な限り早く医師の診察・処置を受けるべきと申し上げておきます。

次に、ビニール製のごみ袋。
これは、防災士教本にも書いてあるくらいに、重要なアイテムです。

水害時に、よく河川敷に積まれている「土のう」をご存知かと思います。
一般家庭でも、門扉や玄関前に積んで、浸水を防ごうとされる方もニュースなどで見受けられますが、備えとしては、袋も土も、ご家庭で用意するのは、なかなか難しいものです。
そこで活躍するのが、「水のう」です。
ごみ袋を二重、三重に重ねて、そこに水を入れて、土のうの代わりとすることができるのです。
玄関前などに積むときには、ダンボール箱などに複数個入れて、据え付けることで、さらに安定性が増します。
そして、それ以上に水のうが活躍するのは、家の中なのです。
昨今のゲリラ豪雨等で見られるのが、一時的に強い雨が降り、下水道や雨水管等の排水能力を超えてしまうという「内水氾濫」の事例です。
内水氾濫が起これば、各ご家庭では、トイレや台所、お風呂が下水管に繋がっているわけですから、逆流して溢れ出すという危険性もあるのです。
そこで、水のうを、トイレ、台所、お風呂、洗濯機の排水口の上に乗せることで、逆流を防ぐ助けになります。

ごみ袋の活用方法はそれだけではなく、スーパーの買い物かごに被せてバケツ代わりに活用したというような事例も聞こえてきました。
その他にも、使い方次第では、色々と役に立つ優れもののアイテムです。

以上、少しだけですが、普段使いのアイテムを紹介させていただきました。
この記事が、見ていただく方にとって、防災意識の醸成に、そしていざという時の助けになれば、幸いです。




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