皆様、寒さが厳しくなってまいりましたが、いかがお過ごしでしょうか。
本日は、防災士としての知見から、事業所に防災用品を揃える際の目安について、お伝えしてみようと思います。
防災用品をご検討中の事業所・団体様は、参考にしていだだければ幸いです。
まず、防災用品を揃える前に確認しておきたいのは、保管するスペースです。
事業所内に保管するスペースをしっかりと決めてから、何を用意するのか(優先順位をどうするか)を決めていくと良いでしょう。
100人分の三日間の食料、水、毛布(真空パックしたもの)を、1mの高さに積み重ねますと、その占める床面積は3㎡になると推定されます。
この目安から、従業員一人あたりのスペースは計算できますので、十分なスペースが確保できるか、もし確保できないのであれば、どうするのかを考えていきます。
例えば、真空パックで圧縮された毛布よりも、アルミシートの防寒ブランケットの方が、スペースを節約できます(それと、アルミシートは安価です)。
もちろん、保温効果はともかく、肌触りや寝心地は毛布の方が優れていますので、安価で省スペースでも、毛布をお勧めしたいところではありますが。
各備蓄品の目安ですが、3日分の備蓄を努力義務とした東京都の帰宅困難者対策条例によれば、
・水は1人当たり一日3リットル(3日で9リットル)
・主食については1人当たり一日3食(3日で9食)
・毛布1枚
・簡易トイレ1日5個(3日で15個)
と、おおよその必要量が示されています。
後は、情報を収集するラジオや、明かりとなるものも必要と考えれば、さらにスペースが必要となってきます。
防災用品を買った後で、どこに保管しようか迷うなどということがあっては、本末転倒です。
まずは、ご検討いただく前に、事業所内のスペースの確認をしっかりと行っていただくことをお勧めいたします。
以上、防災士から、最初に陥りやすい落とし穴である、スペースの問題について、説明させていただきました。
弊社では、防災士の資格を持つ筆者をはじめ、ベテランのスタッフが、防災用品でお困りのお客様に御対応いたします。
防災用品のお求め、ご検討の際には、是非とも株式会社ビームへご連絡ください!
よろしくお願いいたします。
お問い合わせ
カタログ請求
お電話でお問い合わせ
053-456-7091
受付/平日9:00〜18:00
メールでお問い合わせ